【釣行記】アブラボウズのスロージギング チャレンジ開始! 手巻きウルトラディープジギングで怪魚を狙う。

南伊豆 忠兵衛丸 バラムツ ジギングアブラボウズ ジギング

1㎏以上のジグを使うルアーフィッシングをご存知でしょうか?

水深600~800mの深海に、1㎏以上あるジグを落として、80㎏以上になる怪魚、アブラボウズを狙う釣りです。

アブラボウズってどんな魚?1㎏以上のジグを操るタックルってどんな?体の負担が凄そうなど、いろんな疑問が浮かびませんか?私は興味とワクワクを抑えきれず、2021年度から、チャレンジを開始しました。

釣行を振り返りつつ、やってみて知りえた情報を紹介いたします。



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初戦!緊張の第一投目!

今回は、南伊豆町の手石港にある、忠兵衛丸さんにお世話になりました。

4時半港集合でポイントまでベットでぐっすり眠れます。エンジン音が小さくなって、眠気まなこをこすりながら船外で出てみると「はい準備して~」と船長のからのアナウンス。

「水深650mね~」とぞっとする水深をさらりと言われる。

この日の釣り座は、ミヨシから2番目、ミヨシにはメーカーのテスターの方が入られ、大阪の方と、岡山の方の4名で乗船です。

フォールスピードと回収がえぐい!

さぁ、いよいよ投入の番が回って来ました。

なぜ緊張するかと言うと、事前の情報でオマツリを防ぐ為ミヨシから順に投入し、もしモタついて失敗するとその流しは釣りが出来ないと聞いていたからです。

一投目はキクチルアーの950gを投入しました。

キャスティング?っていうスピードでスプールが回転し出ていきます。サミングしている親指が摩擦で痛い異常な回転です。w

10分以上掛けて、やっと着底、しゃくり開始。

うおっ ( ˙-˙ )やはり、めちゃ重い。。10分ほどしゃくる、体力がどんどん奪われる、からの回収の合図。

うおおっ (゚o゚;; めちゃめちゃ重い。重さに耐えながら糸吹け合わせて700m以上を20分以上かけて回収、慣れていない筋肉を使っているせいもありそうだけど、普通の釣りの1日分の体力を最初の1投で使い切ってしまったような気分になる。

2投目、ミヨシの方HIT! さすがに上手い!

2投目は、もっと明確に棚を取りたいと思い勇気を振り絞って、1100g (メサイアセミロング)を投入してみる。

さらに凄いスピードでフォールするのとたった150グラムの違いとは思えないい引きの重さにびっくり⁉️うおおっ、めちゃくちゃ重いまともにシャクレない。

何度目かのシャクリの時に、プロのお隣さんのシャクリが止まる!HIT!

デカそうではあるが、慣れたファイトでどんどん上げてくる、いきなり本命釣れるの?っと思ったが、上がってきたのは30kg以上あるバラムツ、外道ではあるが大きい魚を釣りたい私にとってはターゲットの一つである。

しかし、1100gの回収はめちゃくちゃ重い、動画で見返すと泣き言とちゃんとしゃくれない自分に対して文句を言っているのが笑える。

この時に、リールに対策が必要と強く感じるようになりました。

4投目に、ファイトタイム1時間オーバーのやばいのんキター!

伊豆 忠兵衛丸 バラムツヒット

2投目のバラムツを皮切りにバタバタと釣れ始めました。全てバラムツですが、それでも私は羨ましくてたまりません。

焦るなか今日は、1100g無理!って思い。4投目から、ジグを軽い物にサイズダウン。シマノのイージーペブル900g、軽い物って言っても軽くないんですけどね(笑)

しかし、実際のしゃくり感は全然違います。半分の重さになったかのように軽い軽快にしゃくれる。軽快?既に麻痺しているのかも知れません。

そんな中、ついに私にもやって来ました。アタリは変な感じです、ラインが出ていて、糸フケや伸びのせいだと思うのですが、明確ではなく重い、根掛かり?あれ?巻けない!?ん?みたいな感じです。何を言っているのかよく分からないと思いますが、ほんとに分かりにくいんです。

これが地獄の始まりでした。ここから水深650mからビックフィッシュとの1時間以上の直下ファイトになりました。

あわよくば、アブラボウズの期待もありましたが、その期待を裏切る時折訪れる強烈な引き!せっかく回収したラインを持っていかれる。ジグの重さでフックアウトがありえるので慎重さも必要。

この時のタックルは

竿 シマノ オシアジガー∞ 61-8

リール シマノオシアジガー4000HG HG!

ライン サンラインULT3号 リーダー16号

ハイギアで巻くのが辛く取込みに時が掛かってしまい、同船者に申し訳なく、めちゃくちゃしんどい。ハイギアでノーマルハンドルは無理っ!て思いが確定しました。

後日談にはなるのですが、この後パワーギアロングハンドルに、変更するのですが来年は、ハイギアに戻して見ようと思っています。理由は別の機会に。

手、腕、肩、腰、心が限界を迎えなから何とか上がってきたのは、デッカイの当日船中最大となるバラムツ!やっぱしっと思いつつも釣ってみたい魚だったのでめっちゃ嬉しい!

バラムツとのファイトはそのタフさに驚くばかりでした。ある意味最強?

1時間以上ファイトしても、水面近くでめちゃくちゃ暴れ、ガンガン引きます。

特に最後の大暴れは、ビビるぐらいドラグ出されました。

南伊豆 忠兵衛丸 バラムツ ジギング

この釣りの始め方やタックルの詳細はこちら

 



怪獣にしか見えない。キモいです。

バラムツ 忠兵衛丸

どす黒い、キバ、深海漁特有の油ビー玉みたいな目、腐ったパイナップルみたいな表皮、抱っこして写真とる気が全くしませんでした。接触するとカッパが破れそう感がムンムンです。

最後の1投もキター!今度こそ本命か!

この日は、バラムツフィーバーDAYでした。船に上がったのが5本、船べりで逃がしたのが数本、バラシも入れると10本以上、最後の1投は全員ヒットで、2本上がったと思います。

最後の1本は、シヨートロッドでキレをイメージしてしゃくったら、ずし〜んと重くなりました。

最初全く引かなく重い感じだったので、もしやと思いましたが、200m巻いたぐらいで、ドラグを出す強烈な引きヤツだ〜、まあ、ここまで全部バラムツなので覚悟はしていましたがw

これも、先程とまでは行かなくもかなり重たくファイトタイム1時間弱。上がってきたのは30kgは超えているかな〜と言うサイズでした、身体の芯まで疲れました。

いろいろと課題が見え収穫もあった1日でした。

肉体的には、めちゃくちゃハードな釣りです。2日間右肩が硬直して上がらす、4日間筋肉痛、1週間だるかったです。

若い時に、ザウルスのキロジグラとかコモジグの750gとかしゃくりまくって、疲れすぎて帰り立てなくなって友人に担いて貰ってアパートの階段の途中でゲロ吐いて寝込んた事を思い出しました 笑

毎年10kgオーバーの魚を釣る事を目標にルアー釣りをやってますが、今年は早々に達成し連続記録を更新出来ました。💪

お世話になった船

南伊豆 忠兵衛丸さん

忠兵衛丸のいいところ

①圧倒的な釣果と予定の組みやすさ

伊豆方面でアブラボウズを狙うなら忠兵衛丸さんかな、実績も高いですが定期的アブラボウズ狙いの乗合船が組まれてます。

②気さくな面白い船長気兼ねがいらない。

肉体的にも精神的にもヘビーな釣りですが、楽しい話で和ませてくれます、話しやすくて釣りが楽しくなる、いい船長さんです。

③寝れる

船内にベットが8個あり行き帰り、ぐっすり寝れます。行きは遠くて寝る時間がないし、帰りは疲れてるのでベットで寝れる事はホントに有難いです。

忠兵衛丸さんの料金やアクセスはこちら 出船予定が乗っているブログにPCからアクセス出来ない場合があるので、ブログの直リンクも貼っておきます。

釣果や出船予定はこちらの船長のブログはこちら

釣行データ

2020年1月11日(月) 中潮 強風

タックル

①ロングタックル

ロッド シマノ オシアジガーインフィニティ B61-8

リール シマノ オシアジガー4000HG

ライン サンラインULT 3号 1200m

リーダー フロロカーボン16号

②ショートタックル

ロッド エバーグリーン PHPJ 504 ハイピッチジャーカー504

リール シマノ オシアジガー4000HG

ライン サンラインPE4 3号 1200m

リーダー フロロカーボン16号

この釣りの始め方やタックルの詳細はこちら



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