キャスティングプロテクトリーダーってご存じですか?マグロ・ヒラマサ・GTなどのルアーキャスティングゲームのライントラブルを激減できる画期的なシステムです。
キャスティングプロテクトリーダーを使うメリットは、
- キャスト時にPEラインにコブができるウィンドノットを抑制できる
- リーダーを短くでき、飛距離UP
- PEとリーダーとの接続部付近の強度UP
話を聞くとメリットしかない夢のシステムですが、ほんとに凄いんです。
これまでマグロキャスティングで使用してきましたが、沖縄にGT狙いに行く機会があって丸二日投げ倒してきましたので、使用感をリポートしておきます。
キャスティングプロテクトリーダーとは
ルアーキャスティングの際に、一般的にリーダーに指を掛けて投げると思うのですが、リーダーを巻き込むと、FGノットやPRノットなどのシステム部分が螺旋状にガイドに当たりつつ放出されるため、さまざまなトラブルが起こる要因になります。
大きなトラブルは下記の3つです。
- 1日中投げているとノットに痛みや緩みが発生し強度劣化が起こりやすくなる
- 飛距離が大幅に減少する
- リーダーとPEラインの太さの差により、放出速度が変化し、ノット付近のPEラインにコブ(ウィンドノット)が出来る
キャスティングプロテクトリーダーは、ノット付近のPEラインによつあみ社のスクラム16を装着してカバーすることによって、段差を少なくしウィンドノットになる確率を減らし、痛みやすいPEラインを保護してくれます。
さらに、ノットをリールに巻き込まず、プロテクトリーダー部分に指を掛けて投げるので、ノットがスムーズに放出されるため、ルアーの飛距離が伸びます!
沖縄GT2連戦で使い倒してきました
2年前に横浜のプロショップMOGIの店員さんに教えていただいて、クロマグロ狙いのタックルで使用を始めていて、上記のメリットを感じていたのですが、100g以上のルアーを一日中投げ続けるGTフィッシングで使えるのかが気になっていました。
友人に誘われて3年ぶりに沖縄でGT狙いに行くことになりましたので、この機会にスクラム16も新品を買ってテストしてきました。
GTフィッシングでテストしたかった事は、
- スクラム16をかぶせたプロテクト部分の耐久性はどうか?毛羽立ちなど起きないか?
- スクラムを指に掛けて投げて痛くないか?グローブが破れやすくなったりしないか?
- ウィンドノットの軽減率はどうか?
以上のことを、今回はしっかりテストしてきました。
結果は最高の使用感です!トラブル激減!
結果は、最高の使用感でした!
動画を見ていいただければわかると思うのですが、一番ヘビータックルのシマノ オシアプラッガーBG 710XHで120g以上のルアーを投げ続けたメインタックルの使用後の状態を確認ください。
- まずは毛羽立ちほぼ無し!見た目ではわかりませんでした
- 指はナイロンに掛けて投げるのと変わりませんでした!
- ウィンドノットは納竿の30分ぐらい前に、一度だけ出来てしまいました。映像の冒頭に映っているコブが今回出来たウィンドノットです。3タックル持ちこんでこれ1回きりでした!ガイド絡みは1回も起こりませんでした!
非常に満足な結果です。今後キャスティングゲームは、プロテクトリーダーシステムをメインで使うことになると思います。
デメリットは
とは言えデメリットもあります。
- 価格が高い。スクラム16が5mしか巻かれていないので、1m使ったとすると5回しか使えません
- 作成がめんどくさい。スクラムにPEを通さないといけないので、非常に作成がめんどくさいです
とはいえ、実釣で不満はないので凄いシステムだと思います。ビニミツイストのダブルラインでフィッシャーマンノットからスタートした私からするととんでもない進化です。考えた方はすごい!
スクラム16が高いのが気になるなぁ、もっと長巻の製品は出ないかな、ルアーの重さや風向き、釣り座などで垂らしの長さが変わるので、1.5mぐらい使いたいです。この場合3セットしか作れないことになります。
RENOSY 無料web面談で3万円Amazon商品券もらえる! キャンペーン中!釣り具に充てようw何号を買えばいいのか?のアドバイス
メインラインに対してプラスマイナス1号ぐらいがベストです。
メインラインに対して太すぎる場合は、エンドノットの部分がずれやすくなって、ルーズソックスみたいにダボダボになります、逆に細すぎるのはスクラム16が膨らむのでプロテクト部分が短くなってしまいます。
メインラインに対して用意するスクラム16は
3~6号用に5号
7~10号用に8号
10~12号用に10号 この3種を買っておくとよいと思います。
プロテクトリーダーを使ったキャスティング動画で確認ください
キャスティングプロテクトリーダーを使った、イナンバ遠征の釣行記はこちら
キハダマグロ キャスティングからヒット~キャッチまでの動画はこちら
プロテクトリーダー使用のクロマグロ 70kg級キャッチの釣行記はこちら(動画有)
作成方法はこちらを参考に
メーカー動画を参考に作成ください、ここにないコツもあるのですが、暇があれば動画作って紹介しますね。
龍の巣チャンネルの動画で、スクラム16に芯が入っているという情報は間違いです。自分通さないといけません。
スクラム16にラインを通す方法は、この方法が便利です。作り置きしておけます。
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