スローピッチジギング開始のきっかけ
スピニングのジギングは、もう30年近くやっており、どちらかと言うと得意な釣りなのですが、スロージギング(ベイトジギング)はロッドがふにゃふにゃでキレが良くないのと、リールもスピードが出しにくいので、スローピッチ黎明期に買ってみたのですがお蔵入りしてました。
ジギングを行うポイントが変わってきた事もスロージギングを再開するきっかけになったと思います。関東に来てからジギングは外房にヒラマサ狙いに行っていたのですが、御蔵島や伊豆方面での釣りが多くなり外房のドテラ流しから、ある程度バーチカルで深い水深でやる事が多くなりました。
年々自分の力がパワーダウンしてジグにキレが無くなって来ている事を感じ初めていた事と、2年前に釣具屋さんでシマノのオシアジガーモーティブを触った時に、おや?スロージギングの竿は随分変わって来ておりベリーからバットがかなりしっかりしていてこれなら、ジグを跳ねあげるアクションも出来そう、さらにベイトリールも高速パワーアップしていて、これなら気持ち良く動かす事が出来そうだなと思い買ってみる事にしました。
結果は、大正解でスピニングで気持ち良く動かし続ける事が難しかった300g以上の重たいジグを、1日中使う事が出来る事が分かりました。しかもやれる事の幅が多くリールのパワーで細かいしゃくりでもジグを思い通り動かしやすく、より釣った感がある事も分かりました、これは流行るはずですね。
そこから、道具があるからスロージギングも始められそうと調べていると、中深海~深海が、アカムツ、キンメダイ、アブラボウズなど高級魚が釣れて面白そう。
アカムツ、キンメダイは旨い魚の代表格だし、アブラボウズは80kg級が釣れるかも?大物狙いの血が騒ぐ〜!って事で中深海〜深海ジギングにチャレンジする事にしました。
去年の年末から中深海ジギングを開始しました、中でもアブラボウズが1番釣ってみたかったのですが、伊豆では1月~3月の解禁期間しか狙えないということもあり、アカムツとキンメダイからスタートしました。
結局去年はアカムツ・キンメダイそれぞれ1回だけの挑戦でアブラボウズ狙いに的を絞りましたが、今年も11・12月はアカムツ・キンメダイを狙いたいと考えていました。
アブラボウズをスロージギングで狙う「タックル・仕掛け」と「はじめ方と釣り方」のまとめ記事
メガアカムツ チャレンジ開始!
前置きが長くなりましたが、アカムツ狙いの話です。
まずはアカムツ(のどぐろ)を食べたい!
出張で行った金沢で、食べた塩焼きが激うまで忘れられません。自分で釣ってたらふく食べたい。
できるだけ大きいのんを、できるだけいっぱい嫌というほど食べたいという欲にまみれた殺気でまくりの釣行になっています。
普段は食べたいと思って釣りに言っていないのですが、食べたいと思ったときは。。。この前のティップランもそうだったんですが。。。欲まみれが伝わっているのでしょうか?。。。釣れない。。。
どこの船宿さんにお世話になろうかと調査すると、意外と相模湾周辺でアカムツジギングで乗合を募集している船宿さんが少なくて苦労しました。(実際はたくさんあると思います。調査不足)
去年は初挑戦ということもあり、水深が浅くてやり易そうということで、波崎の仁徳丸さんにお世話になり、初アカムツはGETさせていただきました。
今年はもう少し近場でやりたいということで、探しましたが近場で意外と検索に掛からない(><)
そういえばと思い出したのが磯釣りでお世話になったタカ船長の寿広丸がやっているではないですか。
停泊港が伊豆下田の手石港と言う事で遠いのですが、通い慣れた道のりではあります、ホームページを見て予定が入っていなかったので、連絡来てみると気持ち良くアカムツ&アラ狙いで乗合を作ってくれました。
アラについては釣ったことも見た事も無い魚なので、こちらも何とか釣ってみたいターゲットですね、旨いようなので食べても見たいです。w
さすが中深海!そこそこ深い!
出航して船は石廊崎方面へ船内は8名分の寝るスペースがあり、寝ずに移動してきたのでしばしの仮眠をとりました。程なくポイントに到着し、一投目を入れます水深は260m結構深いが、アブラボウズの700mを体験しているので全然余裕。
PEラインは船長から1.5号を推奨されていたが、持ってないので、去年巻いた1号で臨んでいます、潮はそれほど早くなく300gのジグで十分釣りになる。
最初の1時間ぐらいは船中誰れにもヒットなく時間が過ぎていく。
ファーストヒット
しばらく続けていると、ユメカサゴがポツポツとつれはじめた。私にもプルプルと当たりがあり、めちゃくちゃ小さいなぁと思いながら巻き上げるとユメカサゴちゃんが上がってきた。かわいくて美味しそうな魚。一応食べれるサイズだったのでキープ。続けざまに当たりがあったがめちゃくちゃ小さいユメカサゴだったのでリリース。
魚がついているかどうか微妙なアタリ W
ユメカサゴ きれいで美味しそうな魚、ディープライナーのスパイファイブ 300gにヒット
小型のユメカサゴ。シーフロアコントロールのSレジェンド300gにヒット。フォールが早くて使いやすいジグです。もう少し重いものも買おうかな。
エサ釣りの方が、メガアカムツキャッチ
船中8名誰にも本命のアカムツが釣れない中遂にその時がやってきた。2つ隣りのエサ釣りの方が竿を曲げている。浮いてきたのは、本命のアカムツしかもでっかい!2kg近いサイズ!こんなにデカくなるの(°д°)凄い迫力やんけ〜
これは釣ってみてぇってことで、メガアカムツチャレンジを開始したいと思います。そんなに行かないとは思いますが、暖かく傍観くださいませ。w
メガアカムツとは。
南伊豆 手石の第八寿広丸の船長曰く、
『メガ アカムツ(1.5kgUP)』
『超メガ アカムツ(2.5kg級)』
『 ギガアカムツ (3kgオーバー)』
夢はギガサイズだけど、まずはメガアカムツを釣りたいので、いろいろ考察しつつ少ないチャンスになると思いますが、頑張ってみたいと思います。
エサ釣りの方メガアカムツ連発!
当日の釣果は、最初にメガサイズを釣ったエサ釣りの方がメガサイズを3連発、トモのエサの方がキロアップ1枚の計4枚。なにかその日のアカムツの気分にあっていたのか、一人の方にアタリが集中していた印象です。エサ釣りのことは良くわからないのですが、船長に教わった仕掛けで、船長のアドバイス通りに釣っていたそうです。寿広丸のタカ船長は、仕掛けやコツをめちゃくちゃ詳しく教えてくれるので、初心者が始めるのには最適かと思います。私も中深海のジギングについてかなり詳しく教えていただきました。
私を含めたルアー組3人の釣果はアカムツはノーバイト(涙)ユメカサゴやスミヤキ、深海サメなど外道がバンバン連れて楽しめました。
小型のスミヤキでした、
なにやら重たいアタリ!もしやアカムツかと期待しましたが。。。
スミヤキでした~
ヒットジグは、ディープライナーのスピンドルN 300g
スミヤキの針を外すと気に急に反転してきて指をかじられたのですが、めちゃくちゃ切れて大流血!見た目でもエグイ歯ですが針外しは十分気をつけてくださいませ。
私の釣果は、ユメカサゴ4匹、スミヤキ4匹で数は釣れたので楽しめました。
中深海初心者の私は、どちらもめったに釣れない魚なので、両方ともおいしくいただきました。ユメカサゴは煮つけ、スミヤキは干物が絶品でした。
干物に初チャレンジ
スミヤキは初めて釣ったので、食べ方を調べると干物がうまいとのこと、早速100円均一にいって干し網を買ってきて作ってみました。
2枚干して1枚を半日で食べたのですが、これは余りおいしくなかった。少し臭みが残っている感じ。もう1枚は3日程干しましたが、味が劇的に変化していました。旨味が凝縮されているような感じでめちゃ旨い!
これから、いろいろ干して食べてみたいと思います、とりあえずグレを干してみたいですね~
お世話になった船
南伊豆 第八寿広丸さん
気さくな優しい船長で、詳しすぎるぐらい詳しく教えてくれます。
釣行データ
2020年11月6日(土) 大潮 北風 石廊崎西沖方面
タックル
寿広丸さんのポイントは300m前後の水深が多く、アカムツ狙いの中深海ジギングとしては深めで、アラやイシナギなどの10kg級の外道が来ることもあるようなので、気持ち太目のタックルがよいかと思います。私はPE1号ですが、1.2号がベストかも。リーダーは8号が良いように思っています。
①メインタックル
ロッド シマノ オシアジガー インフィニティモーティブ B610₋4
リーダー フロロカーボン8号
②サブタックル
ロッド エバーグリーン PSLJ 603-4 スロージャーカー603-4
リーダー フロロカーボン6号
使用ジグ
ディープライナー
・スパイファイブ なんでも釣れるマルチジグとりあえずこれってジグ
・スピンドルN ちょこんと誘ってクイッと動く感じが気にっていて最近のお気に入り
シーフロアコントロール
・アーク スパイファイブに近いような使用感です。中深海定番ジグ
・Sレジェンド フォールが早く、しゃくりも抜けが良く楽。今回初めて使いましたが使いやすいですね、もう少し重たい350~400gが欲しくなりました。
釣り方の反省
今回釣れませんでしたが、後で動画で確認したら、私のしゃくりは巻きすぎのように感じました。
次回は大きくしゃくっても、巻は四分の一など細かくレンジにジグを滞在させてみてどうか試してみます。
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